フライリールの修理で一番多いのがハンドルノブの修理です。
メーカーごとにネジサイズが異なり、1個づつ確認して加工する必要があります。
私の作製しているハンドルノブは主として3つのパーツから構成されています。
1.ノブ(エボナイト、鹿角、ウッド材等で加工できます)
2.メタルコア(写真でノブの内側にあるメタルパーツです)
このメタルコアをネジ材料と同一材で構成することで、熱膨張等によるノブの伸縮が発生しても影響を受けない構成にできるのです。
3.ネジ スリワリ加工(マイナスネジ)することで、ハーディーリールのようにメンテナンスできない不具合が出ないようにしております。
その他 ハーディーに代表されるリールには通称 座布団と呼ばれるスペーサーが付属しております。加工パーツ数や、形状に行って見積額は変更になります。
最近の金属材料の急騰に伴い、少し価格変更を行ないますのでご了承をお願いいたします。
参考までにBuddyリールと同サイズの場合のノブ交換費用を提示いたします。
リールサイズが大きいと、使用する金属材料の径が変わったりしますので、材料費、加工費が異なってきます。
また、新たに設計が必要な場合は別途設計費用が加算される場合もあります。
リール側のメネジの山が無くなっていたり、ネジ部分が残っていたりする場合は、分解費用を頂く場合もございます。
修理依頼の場合は、どのリールが、どのような状態になっているのか、写真を添えて各種SNSやE-mailでご相談ください。
ノブ:1320円~(ウッドノブは1650円~)
メタルコア:1540円
ネジ:1210円
座布団:1320円
リールフットの相談も多いです。
ハーディーリールのようなアリ溝加工は出来ません。
アリ溝加工は出来ませんが、取り付け加工な状態にすることは出来ます。
まずは相談してください。
最近見積もり依頼だけして、見積もりを出すとその後音沙汰がない場合が多々あります。
見積もりを依頼した場合、加工を行なわない場合においても、今回は見合わせます等の連絡はお願いいたします。
お互いに最低限のマナーを守りましょう。
失礼な方も中には存在します。その方の名前って案外憶えているものですよ!