HARDYやORVISリールは本体のフレームとスプールとの隙間が小さく、リールフットのネジが少しでも飛び出しているとスプールに干渉し、スプールが収まらなくなります。 リールを落下させたり、転倒すると多くはノブが破損したり、リールフットにダメージが出ることが多いようです。...
ヨーロッパのHARDY アメリカのPFLUEGERどちらも根強い人気がありますが、 PFLUEGERのMEDALISTはいかにも大量生産品と言うイメージがあります。 安価に大量生産するのが、その時代の流れだったのでしょう。...
BAUERリールのフレームが変形したので何とか使える状態にまで修復できないでしょうか?との依頼がありました。 到着したリールを見て、愕然!なんだこの変形は!といった感想です。 鋳造品のリールであれば完全に割れていたであろう衝撃により、フレームのリールフット固定部付近が大きく変形しております。 衝撃でリールフットも外れてしまったようです。
HARDY FleweightはORVIS CFOと同様変わらぬデザインでたくさんのフライマンに愛されているリールです。 今回の修理はリールのフレームのスプールを覆っているリムが一部無くなっているとのことで、実は昨年の11月ぐらいからお預かりしておりました。 なかなか重い腰が上がらなかったのですが、4月までに何とか一区切りつけたかったので修理開始です。...
HARDY THE L.R.H ラッチカバーの3スクリュー、細めのセンターシャフト 先日リールフットの加工でブログに投稿させてい頂きましたが、実は続きがあります。 リールフットの取り付け付近のフレームのリブ部分にクラックが入っております。 リールを落としたか、コケちゃったかどちらかだと思うのですが、鋳造品は脆いのであっけなく割れてしまいます。...
リールの修理は最近では年間100台程度行ってきています。 その中で今回で2台目の症状なのですが、これはもっとトラブルを抱えているフライマンもいるのではないかと想像しています。 HARDY ULTRALITE 1000FW DDなのです。 このリールはラージアーバーの最近ぽいデザインのリールで、ワンウェイクラッチにより巻き方向はギヤが回転すること無くスプールが回転します。...
HARDY The L.R.H Ligrtweight センターシャフトが細く、ラッチカバーが3スクリューのオールドモデル 私はオールドハーディーに詳しくはないのですが、ラインガードの形状なども今まで見たことが無く、貴重なリールだということが雰囲気から伝わるようなリールです。...
BAUER Rogue3と言うリールの修理を行ないました。 巻き方向を右巻きにして欲しいのと、クリッカーを紛失したので、再加工して欲しいとのことでした。 私はこのリール初めてです。 どんな構造になっているのか興味津々で分解を始めました。...
Wychwoodリール2/3は重量50gと市販のリールの中では世界最軽量ではないかと思います。 Heritage Clubが取り扱っているこのリールはバーストックのアルミニウムからCNC加工によって削り出し、アルマイト加工されたリールです。 (写真はホームページより借用しております) 50gと言えば卵1個分 軽量のカーボンロッドで軽快に釣り上がるのにもってこいです。...
HARDY St.Georgeのスプールの割れ修理依頼がありました。 確認してみると、ノブ取り付け部のスプールの一部が割れて欠けています。 また、スプールの欠けた周囲は変形してしまっています。 ノブを元通りにスプールに合わせてみるも、大きく変形しているため、接着などで何とかなるレベルではありません。...