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源流探索

私の好きな源流は、車止めからほんの少し続いている林道と、あとはひたすら川通しで歩かなければならないので、なかなかハードです。

しかも、高低差も多いんです。

 

車を止めて、通行止めになっている道を5分ほど歩き、川へと続く林道を下ります。

川までは100mほど下っていきます。林道は10分ほどでなくなり、川通しで歩きます。

 

大きな滝の手前から高巻きをするのですが、今度は80mほど急斜面を上ります。

途中何度も休憩しながら登り、また川まで下り、更に川通しで歩き、約1時間ほど歩いたところから竿を出します。

 

1時間 川通しで歩いているときに、魚の付き場を確認しながら歩くので、フライを投入するポイントは大体理解できているんです。

水もクリアなので魚体も良く見えています。

 

約1時間ほど竿を出すと、お気に入りの場所に到着

 

ここから支流を釣り上がります。水量が少なくなるのでポイントは見極めやすいのですが、流れの手前からチビちゃんがいいポイントに居る兄貴分にチクりに行くのでなかなか難しいです。

 

それでもプールにはいいサイズがいますが、チビちゃんを釣って暴れられて、プールが沈黙することもしばしば....。

 

進んでいくとだんだん高低差も大きく、岩も大きくなっていきます。

 

フライにセレクティブではありませんが、最初の1投目でピンポイントに入れば釣れます。

2投、3投になるにつれ反応は薄れます。

これはアマゴについて言えることです。イワナの場合はしつこくやっても釣れることが多いです。

あと、イワナの場合は岩がオーバーハングした場所や奥まってフライを投入しにくい場所には何度もトライすると意外なサイズに出会えます。

 

 

今回はやや渇水気味だったので、以前から実績のあるポイントでは背びれが見えていたり、回遊ルートで待ち伏せしてると簡単に釣ることが出来ました。

 

この時期はやはり虻が多く、対策としてハッカ油で防御してはいたのですが、やはりにおいの薄い部分には攻撃してくるようです。

 

フライチェンジの際には静止せず、踊りながらフライチェンジしないと虻にやられてしまいます。

今回はゲーターだったんですが、ひざ裏部分はカバーされていないため、ひざ裏4か所と

指3か所を刺されてしまいました。

 

でも、お気に入りの場所でいいサイズが釣れて、気分は上々!

 

帰りは夕立に合い、天然シャワーを浴びながら、川通しで2時間半で車に到着。

 

今は、只々痒いです。