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ツールスタンド

世の中は3連休だったんですね!

このところ、3月納期のものが多くて、また、田んぼや畑の仕事があり、バタバタしており、ここ2週間は釣りにも行かず仕事に没頭しておりました。

 

さて、最近スタッカーの加工などをやっておりますと、タイイングツールで他に作れるものがないだろうかと考えるようになりました。

1つは用途が決まっていて、全体形状をどうするかと言う宿題もいただいております。

これはまた別の機会にお話ししたいと思います。

 

んで、昔NCフライスの勉強を兼ねて作製したタイイングツールスタンドを思い出したので、本日はこのツールスタンドについてお話します。

 

このツールスタンドは横幅170mm、奥行95mm、高さ45mm程度の大きさモノで、花梨の板材をバンブーの柱でジョイントした形状となっています。

 

このジョイント構造にした理由は、無垢の板材では高価だし、加工も大変そうだったのと、手持ち材料として薄板しか持ち合わせていなかったためだったと思います。

 

2枚の板材を重ねて両年テープで固定し、上の板材を貫通させ、下の板材の半分まで穴加工するようにしました。

加工後研磨して、ウレタンニスを何層も重ね塗りしました。

自分ではなかなかの出来だと思っていたのですが、これが一向に売れなかったのです(泣)

 

この売れなかった原因が何だったのか!

・デザイン

・価格

・宣伝不足

・ブランド力不足

どれか1つの原因ではなく、これら全部が複雑に影響し合っていたのだと思います。

 

デザインは自分だけで完結できる問題であり、デザイン変更も簡単にできるので、どうにでもなると考えています。

 

価格 これは他社の動向や加工時間、材料費等から導いた価格を設定しており、大きく変更するには材料や加工方法等の大幅な見直しが必要になってきます。

 

宣伝不足、ブランド力不足 これは今も感じるところであり、出来上がった作品をどのように公開して知っていただくかと言うのは今も悩みの種でもあります。

HPで公開しても、何人の方の目に留まるのだろう?とか、SNSで公開しても小さな世界で、少数の人の目にしか触れません。

 

やはり、実際に展示してて、手に取って見て頂くのが最良なんですが、そのようなイベントが年間何回あるのだろう?

 

会社員の時は、研究開発部門に居て世の中にないものを開発しておりました。

今も何か考えて作りあげるプロセスが大好きなのですが、それを世の中で売るという経験が乏しく、マーケッティングに関する知識もなく、売れるモノづくりの難しさをいつも痛感しているのであります。

 

それでも、最近はほんの少しずつですが名前を憶えて頂きつつあるのでは?と感じることもあります。

やはり地道にまじめに仕事をこなして、少しずつ名前を憶えていただくしかないのかもしれません。

ここをショートカットすると一発屋みたいになるのかもしれませんね!

 

話は変わり、私自身タイイングするときに常に使うもの、例えばボビン、シザース、ウィップフィニッシャー、ハックルプライヤー等々はいちいちツールスタンドに戻さず、バイスの付近に置きっぱなしでタイイングすることが多いです。

皆さんはどうなのかは知りませんが、バイス付近によく使うものだけを置いておくスタンドがあってもいいのでは?と思うのです。

 

で、何種類か候補を絞り出し、加工してみようと思っています。

 

それで、いろんなイベントに積極的に参加していこうと思うのですが、いつどんなイベントがあるのかもよく理解しておらず、情報収集しなければと思う今日この頃なのです