Foxfireで発売と同時にストーンクリーパーRウェーディングシューズを購入しました。
今まではAiristaを2足を履きつぶし、3足目を購入しようとしてみたら、販売中止になっており、代わりに上記シューズが3月中旬に発売されたのです。
AiristaとストーンクリーパーRの違いとして、一番大きな部分としては、履きやすさ、脱ぎやすさです。
今まではウェダーのソックス部分がシューズに中に組み込まれているような感じで、履くのも、脱ぐのもつらかったんですが、このシューズは普通のウェーディングシューズと同じ履きやすさです。
履いてみて歩いた感じとして、つま先が固すぎと思っていましたが、数キロ歩くうちに柔らかくなりました。
あとは踵部分のホールドが弱いと感じました。歩いている途中で、靴紐を締めなおしたら問題なくなりました。
今のところ快適です。気になるところと言えば、靴紐を通す穴が、最後の2つは金属製にフックに変わっており、このフックに靴紐を掛けるようになっているんですが、現流域の岩が抜き出しのところを歩き続けるとこの金属製のフックが曲がってしまうのではないかと心配です。
新しいウェーディングシューズで身も心も軽やかに初釣行です。
天川漁協で年券購入
数年前から11000円になっており、この値段なら、県内共通にして欲しいと願うばかりです。
目的地には1台の車が止まっており、ラジエータ付近に手をかざすとまだ温かい状態だったので、目的の谷の先行者だとすれば、石が濡れていたり、反応が悪いはずなので、確認のため目的の渓へ!
本日のタックルは、7’00”#3 2pc バンブーロッド(Retro Rod&Reel)
リール Buddy エボナイト
Furledleader 6.5f ティペット 5X-1f 6X-4f 7X-1f のトータル12.5fのショートリーダーティペットシステムです。
普通の人のリーダー長さ位のシステムです。
このシステムなので、ピンポイントにズバズバと打ち込んでいけます。
ショートシステムですが、ファールドリーダーは癖がなく、ティペットと同じように流れるので、実際は12.5fのティペットで釣りをしているようなものなのです。
ロングリーダーロングティペットシステム信仰者を悪く言うつもりはありませんが、いくらナチュラルドリフトが長時間できたとしても、フライをポイントに一発で打ち込めなかったら意味がありません。
ナチュラルドリフトは大事ですが、それよりもフライをピンポイントに打ち込むことの方がはるかに大事なんですよね!
渓流域ではナチュラルドリフトさせる距離は1mもあれば十分で、何度も打ち返していろんなレーンを1mずつに区切ってナチュラルドリフトさせれば釣れますよ!
特に私が通っている渓流は透明度が良く、トラウトを見つけて、そのトラウトに対してプレゼンテーションするので、フライ着水から2~3秒で決まります。
私の個人的な感覚なんですが、、1投目でポイントに入れば80%ぐらいの確率で釣れると思います。
2投目でポイントに入れば40% 3投目だと20%と言った感覚だと思います。
ナチュラルドリフトよりもアキュラシーが重要なんです。
フライ雑誌ってそういうことをあまり言いませんよね!
フライに関しては皆さんはそれぞれパイロットフライをお持ちだと思いますが、パイロットフライがなぜ釣れるのか?
それは使用頻度が高く、自信を持って結んでいるからだと思います。
捕食対象とサイズ的に違和感ないサイズのフライがトラウトの視野範囲に流れてきたら捕食します。
例外はあります。いつも狙われ続けて、疑心暗鬼になっているトラウトは別だと思いますが、フライの少しの違いよりも、トラウトの視野範囲付近を何度もフライで叩かれることで捕食スイッチが切れてしまうのではないかと推測します。
それらしいフライを1投目でトラウトの視野範囲にプレゼンテーションすれば簡単に釣れると思うのです。
少なくとも私はフライにはそんなにこだわりはありませんが、透明度の高い渓流の場合、ポストカラーが派手なパラシュート系のフライへの反応が悪いように思います。
フライを見に来て、フライと同じ速度で流下しながら、スーッと帰っていくことが多いのです。
その現象を何度か目撃してからはパラシュートフライは使わなくなりました。
他のフライにも目印になるような派手なカラーを使うことはしなくなりました。
ここ数年は何人もの人を渓流に案内することがあります。
その人たちの中で、あまり釣れていない人は、やはりポイントを絞らず闇雲にキャストしているように思います。
また、キャスティングの距離の長い人が多いです。
ピンポイントにフライを落とせない人がキャスティングレンジを長くしたら、余計にピンポイントに入らないですよね!
ポイントについたら、私がやること
1、ポイント全体を見渡す。 この時にトラウトを見つければしめたもの
2,バックスペースを確認。 キャスティングの障害になる木や岩などをチェック
3,トラウトを確認できなければ、「自分がトラウトならどこにいるだろうか」と考える。
ヤマメ、アマゴなら流心の延長線上に目を凝らし、イワナなら反転流や障害物を探します。
1投目で勝負が決まると思って、できるだけ流れをよく観察します。
トラウトを見つけた場合、定位しているのか、回遊しているのかを確認します。
大物ほど、回遊して自分の縄張りチェックをする傾向があります。
回遊ルート、回遊時間を確認し、回遊ルートにフラを浮かべて待てばあっさりと釣れることが多いです。
ここで注意
大物ほどゆっくりと捕食する傾向にあります。
フライに向かって大物がゆっくりと近づいてくると心臓バクバクもんですが、早合わせですっぽ抜けることが多いので、捕食を確認してから一呼吸おいて合わせます。
初釣行の話から、何だか釣り教室みたいになってしまいましたが、ピンポイントにフライを打ち込むなら、どのようなシステムが良いのか?、ピンポイントに打ち込むために、どのポジションからキャストするのが良いのか?
そう考えれば、自分のキャスティング技術によってポジションが変わってきますが、いくらキャスティングが上手くても、キャスティング距離が短いほうがアキュラシーは向上します。
可能な限り近づいて、1投目でフライを打ち込むと簡単に釣れます。
あと、言い忘れていましたがピンポイントにフライをプレゼンテーションできたつもりが、フライの着水前にリーダーの巻き癖の影響によってポイントがズレることがあります。
ナイロンリーダーはどうしても巻き癖が付いています。また、剛性が高いのでナイロンリーダーのバット部分を手に持ってキャスティングしてもループは形成されません。
Furled Leaderのバット部分を手に持ってキャスティングしてみてください。ループが形成されます。巻き癖のないFurled Leaderはフライラインに蓄えられたパワーを最小限の減衰でティペット、フライへと伝達させることができますが、ナイロンリーダーの場合は、この巻き癖の影響でフライラインの直線性のパワーを巻き癖により、回転方向へと減衰させパワーロスを招いてしまいます。
ロングリーダー、ロングティペットを推奨しているフライマンのキャストは、ロッドに負荷を掛け、フライまでのパワーが減衰しないようなキャスティングをしています。
ロッドに負荷を掛けて、ロッドをストップさせるとロッドがお辞儀をして、舟形ループが形成されます。
力強くロッドを振って舟形ループを形成する釣りを否定はしません。それも釣り方の一つです。
私はもっと優雅にゆったりとロッドを振りたいです。
綺麗なループを形成してフライをプレゼンテーションさせたいです。
バンブーロッドに過負荷を掛けずに気持ちのいい時間を過ごしたいです。
私の釣りスタイルの話になってしまいましたが、年中このシステムで釣りをしていますが、釣果が少ないと感じたことはありません。
Furled LeaderはRetro Rod&Reelでも販売しております。
長さは、6.5f 8f 9.5f ステップ数は9step 5stepがございます。
ここで簡単にステップ数について解説します。
ステップ数とはリーダーのテーパーを何段階で形成しているかと言うことです。
5stepなら5段階のテーパー、9stepなら9段階のテーパーを形成しているということになります。
ステップ数が多いほど滑らかなテーパーと言うことができますが、9stepと5stepの違いを感じることは難しいかもしれません。
それよりも、ナイロンリーダーとFurled Leaderのっ違いの方が劇的過ぎて.....。
長さは現流域では6.5f 中流域では8f 止水域でのライズの釣りでは9.5fと言ったイメージでしょうか!
最後は宣伝になってしまいましたが、私はこのシステムで優雅に楽しい時間を過ごしており、昨日に今シーズンの解禁を迎えることができました。
解禁日、一日を通してフライチェンジはせず、フライサイズを変更して釣りました。