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バンブーロッドコーティング

ラッピング3本同時は結構時間がかかります。

結局4日間かかりました。

その4日間は肩こりが酷く、辛かったんですが、終わってしまえばその後の工程は硬化時間が必要になるプロセスなんで、少しゆっくり出来そうです。

 

写真を拡大してみてわかったんですが、この写真の上のロッドの飾り巻きの黒スレッドが一部開いた状態になっていて、慌てて修正してエポキシコーティングを行いました。

 

コーティングは、エポキシ2回、ウレタン2回をコーティングしました。

最後にバンブー表面をフルバーニッシュします。

今回は1液性のウレタンを6回コーティング行いました。

コーティングは刷毛塗りで行っております。

 

写真上から

トンキンケーン

真竹

女竹

 

比重的には トンキンケーン>真竹>女竹の順になっています。

バンブーロッドテーパーは女竹ロッドのテーパーを参考にして、モディファイしたテーパーにしました。

エポキシコーティング2回でほぼ1日、ウレタンコーティング2回でほぼ2日

フルバーニッシュ6回で4日程度の時間を要します。

4回のフルバーニッシュ後に水研ぎを行いました。#1500のサンドペーパーで水研ぎして、最後に2回のバーニッシュを行っています。

 

ラッピング後とフルバーニッシュ後でのシルクスレッドの色の変化が判るでしょうか。

濃い色はより濃く、薄い色はより薄く変化するので、初めてのスレッドカラーは難しいのですが、これらのスレッドは以前に使用したカラーなので問題ありません。

 

私なりに考えた、トンキンケーン、真竹、女竹の肌色に合わせ、シルクスレッドのカラーを選びました。

如何でしょうか?

悪くはないでしょ!

 

まだコーティングが完全硬化していない状態なので強く振ってはいませんが、それぞれの竹の特徴を表したアクションになんていると思います。

 

ロッドテーパーは女竹ロッドテーパーを参考にしているので、トンキンケーンのロッドでは少し強いロッドになっており、#3.5程度のラインを合わせると楽しそうなアクションです。

 

真竹ロッドは、柔らかいけど、重量があり自重による復元力が若干遅いので、少しスローなアクションとなって、私好みのアクションになっています。

女竹ロッドは想像通りのアクションで、最軽量のロッドと言うことで軽快なアクションになっています。

 

Butt側のテーパーをもう少しスローテーパーにしたらもっと良いアクションになると思っています。