それは8月後半の事です。
ステンレスリールフレームの輪郭加工はエンドミルの摩耗量が大きく、1フレームにつき、1個のエンドミルが必要なほどです。
そのため、予めエンドミルを購入しておこうと思いAmazonを覗いて、φ2mmのエンドミル6本を購入しました。
海外発送のため到着までは2週間程度かかりそうだったのですが、それも配慮しての注文だったのです。
2週間が経過し、そろそろ加工が開始できる状況になったころに、商品が到着いたしました。
明日から加工するようにスケジュール変更を行いながら商品を確認すると、φ4mmのエンドミルが6本届いていたのでした。
「やってしまった」と思い、Amazonの購入履歴を確認するとφ2mmのエンドミルを注文しており、配送間違いであることが確認できました。
私に非はないですが、注文した商品以外のエンドミルが届いても加工は出来ません。
とりあえず、返品しようと思い9/1に連絡すると、梱包に貼り付けられているバーコードと不具合商品の写真を送付して欲しいとのメールがあり、対応いたしました。
9/2にメールがあり、海外発送のため時間も手間もかかるため、商品をそのまま受けり頂き、1000円の返金でいかがでしょうか?との回答がありました。
業者は、中国の深浅市のようです。
9/3に、必要なのはφ2mmのエンドミルであり、φ4mmのエンドミルは必要ないので、φ2mmのエンドミルを至急送付してくださいとメールを返信。
9/6に業者からメールがあり、再度梱包に貼り付けられているバーコードと不具合商品の写真を送付して欲しいとのメールがあり、以前も送付済みなので確認しろ!
と次第に切れ気味になってしまいました。
9/7海外発送のため時間も手間もかかるため、商品をそのまま受け取り頂き、800円の返金でいかがでしょうか?との回答がありました。
同じ内容、しかも200円安くなっとるやないか!と突っ込みを入れたくなりながらも、この業者とこのまま会話するのはだめだと判断しアマゾンの方で返金の申請をしたところ、数日後返金されたようです。
しかしながら気持ち悪いのが手元に残ったφ4mmのエンドミルです。
アマゾンの画面で商品の返品をしようとしても、この商品は既に返金されていますとなり、返品は受け付けてもらえません。
そこで、アマゾンのホームぺージのトップ画面をスクロールして最下段にヘルプがあるので、そのヘルプから返品・交換⇒問題が解決しない場合⇒チャットで相談と進んで、返金は出来たが、返品はどうしたらよいか?と相談したところ
お客様にて返品のご要望がない場合は返品不要です。とのこと。
すなわち、商品は返品不要と言うことで一件落着です。
業者の不誠実な対応があった時点で、別途φ2mmのエンドミルを別業者に注文していたので、加工も再開できました。
今回はあきれた業者で怒りが爆発しましたが、φ4mmのエンドミル6本が迷惑料として上納された形になりました。
どんな業者なのかを見極めた上での注文が難しいAmazonでの注文は、出来るだけ過去に注文したことのある業者にするのがいいですね。