先日紹介させていただいたBuddy Perforated Reelですが、ブラスのフレームにエボナイトのフェイスプレートで、
スプールとフェイスプレートに穴あけ加工を施してシルクラインでも乾燥が早くなるように配慮したリールを紹介いたしました。
仮組の状態ですが、外観は変更部分がないため完成しましたみたいな感じで紹介しましたが、細々したパーツ等の製作が追いついておらず、少々先走った投稿です。
前回の投稿でも書いたのですが、Buddyリールは、フレーム材として、ブラス、ジュラルミン、ステンレスの3種類の展開を行っており、フェイスプレートもエボナイト、マーブルエボナイト、ジュラルミン、花梨等のバリエーション展開を行っております。
と言うことで、当然のことながらこの穴あきフェイスプレートモデルについても、バリエーション展開が可能なわけです。
先ほども触れましたが、細々したパーツが完成していないため、完成品に見せかけるために、いろんなパーツを流用して、あたかも完成品のように見せている状態ですが、少しでも早く全体像をイメージできるように主要パーツのみ作製してみました。
フレーム材料がジュラルミンモデルです。
ジュエリー類の好みでも分かれますが、ゴールド系が好きな人と、シルバー系が好きな人
シルバー系は少し控えめな感じがしますが、この感じが好きでもあります。
ジュラルミンフレームとエボナイトのフェイスプレートは一番オーソドックスな組合わせなんですが、フェイスプレートに穴あけ加工を施すことにより、斬新的な感じも致します
重量は101gなので、ロッドを選ぶこと無く、どんなロッドにもマッチいたしますが、
私がこのリールを合わせるなら、6フィート台のショートロッドに合わせたいと思います。
軽量のバンブーロッドに合わせることにより、軽快に釣りを楽しむことができると思います。
勿論シルクラインと併せますよ!
ブラスフレームにジュラルミンフェイスプレートの組み合わせです。
この組み合わせはレナードのバイメタルリールが有名で、古くからある組み合わせなんですが、穴あき構造を採用することで、伝統的な部分と近代的な部分を併せ持つ不思議なリールになりました。
重量も130g以下なので、持ち重りすることなく使用できます。
バンブーであれば7’03”ぐらいのロッドとベストマッチだと思います。
実は、私は個人的には7’03”が低番手のロッドではベストな長さだと思っているんです、
短すぎるとピンピンのアクションになりがちですし、長いと持ち重りもそうですしテーリングを起こして理想的なループを描くのが難しいと思えるのです。
あくまでも#3程度の低番手のロッドの話ですが...。
と言うことで大好きな7’03”に合わせるリールにしたいと思っています。
1つのパーツを3つのリールに流用しているため、ハンドルが同じであったりとか、スプールを共用していたりとか、ピラーも共用してたりするんです。
見えない部分では、ドラグシステムを共用していたり、飾りねじを共用していたりもしています。
黙っていれば判らない事なんですけどね!
と言うことで、1つのヒントで新たなバリエーションが追加されたBuddyリールのお話でした。
子のジュラルミンのフェイスプレートは窪み加工はされておりませんが、正式バージョンではエボナイトモデルと同様に窪み加工されたフェイスプレートになることだけお知らせしておきたいと思います。
いかにも材料かき集めて試作したというのが見え見えですが、これはこれで楽しい時間を過ごすことができたのです。
イメージを膨らませながら試作しているときが一番楽しい時間かもしれません。