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神河トラウトピクニック その①

HTF(兵庫トラウトファウンデーションが主催する神河トラウトピクニックが10/30(土)に開催されました。

 

で、いきなりですがここでお詫びをしなければなりません。

神河トラウトピクニックに関連する写真が1枚もございません。

後で写真を撮ろうと後回しにして、結局撮影するのを忘れておりました。

 

気を取り直して、10/30 朝5:40に自宅を出発し、8:10に神河役場に到着いたしました。屋外でのイベントということで、ワンタッチタープテントや、テーブル、椅子を持参し、セッティングする必要があります。

 

少し話は変わりますが、自宅の作業部屋(約6畳)で、ロッドやリール等の作製を行っており、部材やPCの設置のためアウトドア用のアルミ製折り畳みテーブルを使用しているのですが、今回のようなイベントでは、そのテーブルを持参する必要があるためテーブル上のものを一時的に片付ける必要があり、部屋中がえらいことになってしまいます。

 

タープテントもあまり使う機会がなく、設置に時間がかかってしまいました。

このタープテントには付属のロープとペグがあり、テントに四隅に取り付けておりましたが、今回イベント中につむじ風が発生し、数個のタープテントが飛ばされるアクシデントがありました。

幸い私のテントは被害を免れたのですが、アクシデント対策について考えさせられました。

太いロープと長いペグに変えても今回のようなつむじ風が発生すれば役に立たないと思いますので、根本対策が必要なもしれません。

 

出来れば今回のようなイベントでは、出展者全員のタープテントのフレームを接続するなどして対策する方が良いのかもしれないですね。

 

イベントの方はこの日のために加工を間に合わせたフロータントケースが好評でした。

SNSやホームページで見たことはあるけど実際に手に取って見て頂ける数少ないイベントでしたので、商品の開発コンセプトや使い勝手を説明すると、興味を持ち、購入していただける方も結構いらっしゃいました。

 

今回加工したフロータントケース14個のうち5個はWeb Shopの方で購入いただけるように致しました。

ご興味のある方はお早めに!

 

さて、ロッドの試投ですが、私の作製したロッドについてはまた日を改めて報告させていただきます。

私が試投したロッドは、グラスロッド2種類

バンブー数本でした。

 

グラスロッドの方は米国製のブランクとのことでいわゆる最大公約数的なロッドでした。

カーボンロッドから持ち替えても違和感のないアクションと重量感で、誰が振っても楽しめるロッドだと思いました。

裏を返せば、万人受けするロッドなので、絶対にこのグラスロッドのアクションにほれ込むと言った特徴的なロッドではなく、特に問題のない合格点ロッドのようでした。

大きなメーカーであればこのような戦略でも良いと思うのですが、個人では、何か特徴を持ったアクションなり、コスメなり、目を引くロッドにする必要があるのではないかと考えます。

これは、自分に対しての戒めであり、ロッドアクションを否定するつもりなど一切ございません。

 

バンブーロッドの方はビルダーの個性を感じられるものが多く、様々な番手のロッドがあったんですが、

私のキャスティングの腕のせいなのか少し気を抜くとテーリングするロッドであったり、ティップとバッド部のバランスが良くないロッド、楽に良いループが出るロッド等々様々でした。

 

やはりバンブーロッドを作製して、販売する以上、ロッド作製の意図とそれをキャスティングで説明するスキルは最低限必要であり、キャスティングの向上のため練習は疎かにできないです。

 

自分がバンブーロッドを購入する立場だった場合、欲しいバンブーロッドのビルダーのキャスティングが良くなければ購入意欲がそがれてしまうかもしれません。

それにしても、自分好みのバンブーロッドやグラスロッドを作製しているビルダーに出会うことはまずありません。

要するにやはり万人受けする最大公約数的なロッドになってしまうんでしょうか?

 

ブログでは何度も言っておりますが、私はショートレンジのキャストでもライン負荷がロッドに乗って、簡単にリーダーキャストできるようなアクションが好きです。

でも、中々出会えません。

 

だから、自分のロッドは、あくまでも自分好みのロッドになってしまいます。

勿論、最大公約数的なロッドを作らなければならないことも十分理解しております。

 

今回のイベントは、稲刈り、乾燥、脱穀、出荷等々の農作業を終えてから、1週間余りのタイミングであり、バタバタと加工を行ない。十分な準備ができませんでした。

特にフライタイイングの時間を取ることができず、釣りに関しては惨敗でした。

放流会は、レインボーにタグ付けして、サイズ確認してからの放流だったこともあり、時間がかかりました。

タグ付け作業を見るのは初めてでしたが、レインボーを押さえつけてタグ付けすることにより、魚体を傷めたり、ストレスを与えたりと言った問題も考えられます。

もっと良い作業方法について、個人的にも勉強したいと思った次第です。

 

翌日数か所の放流場所を確認しましたが、流れの中で確認できたレインボーは少なく、大半は、岸辺の葦際のエグレであったり、岩陰でと体力の回復を待っているような状況でした。

 

放流場所とレインボーの大きさとタグが紐づけられているので、レインボーがどのように移動し、どのように成長するかをモニターできるのは凄い事だと思います。

釣り人は釣ったレインボーの場所、サイズ等の情報をHTF事務局にメールやSNSで報告することでデータベース化するそうです。

 

我々釣り人は、釣ったレインボーを丁寧に扱い、データベース化に協力していきたいと思います。

 

しかしながら、翌日そのデータベース化に協力することは叶いませんでした。

と言ってもボーズではありません。

カワムツ2匹でしたので.....。