2022年5月28~29日に兵庫県神河町 峯山高原にて第1回 KAMIKAWA OUTDOOR FESが開催されました。
主催は神河町です。
4月の上旬に参加のお誘いを頂き、その時点では来場予定者1500人で、その後修正され、2000人の参加予定との主催者側の発表でした。
スキー場での開催ということで、涼しそうだな!という印象を持っていました。
5月末は田植え準備で、草を刈ったり、燃やしたり、野菜の種を撒いたり、収穫したりとなんやかんや結構忙しく、本業の方も小型リール加工の準備や、リール修理などで多忙ですがイベントは結構ワクワクします。
現在中国道は工事の影響で吹田⇔池田間は終日通行止め、池田⇔宝塚間は車線規制で混雑が予想されるため、当日は早めの行動を心掛けたのですが、意外に渋滞しておらず8時前に到着。
荷物を降ろし、車を少し離れた駐車場に止めて、ブース設営場所まで歩くが、結構な坂道で息が切れました。
簡易テントや、机などを設営し、展示品を並べるころには汗だくです。
標高900mを超えた高原なので、静かにしていれば、涼しいのですが当日は晴天に恵まれ、結構暑かったです。
設営が終了した時点で、既に開場時間となっており慌ただしく始まりました。
結構入場者も多く、こちら方面に向かってくるのですが、フライに興味を持つ方は少ないようでした。それでもキャスティングエリアではちびっ子から大人までロッドを振っている姿が見えています。
このような体験を通じて将来フライを始める人が増えて行けばこのようなイベントの価値は十分にあると思います。
イベントはあっという間に終わり、高原を下りゆっくりとお風呂につかり車中泊の夜を楽しみました。久しぶりの寝袋はやはり寝返りしにくく、明け方は寒かったりもしましたが、夜10時過ぎに眠りにつくと朝5時過ぎには目が覚めてしまいました。
散歩がてらに市川のポイント確認をしましたが、魚影は確認できませんでした。
ウェダーやウェーディングシューズは今回は時間がないだろうと持参してこなかったのですが、持ってくればよかったと少し後悔しました。
2日目は昨日にも増して来場者が多く、特にキッチンカー周辺は凄い人だかりになっていました。
来年は、玉ねぎの販売でもしてみたいです(笑)
来場者の多くは家族連れで、キッチンカーで食事して、子供と遊ぶようなスタイルの方々が多いように思います。
または、ハイキングに来たシニア層の元気な人が多いようでした。
フライが面白そうとか、初めて見た人も多かったと思いますが、少しづつ認知度が増え、フライピープルが増えていって欲しいものです。
2日目にサンテレビの取材がありまして、私のブースも物撮りされていたので、放映されれば嬉しいです。
6/47(土)朝9時からのはりまサタデー9で放映予定だそうです。
当日リポーターの方がフライキャスティング体験をされていました。
女性の方で、初めてのキャスティングとのことでしたが、指導者の言われることを忠実に実行できる才能を持った女性で、リズム、フライラインの放射角度、加速、ストップ、どれをとっても問題のないキャスティングが出来ていて、見惚れてしまいました。
後で調べてみたのですが、このレポーターの方は大塩朱美さんで、センス抜群でした。
このままフライの世界に身を置くと、素晴らしいフライウーマンになれることでしょう。
さて、このイベントでの反省点として、
1,展示物をテーブルに平置きしていましたが、少し離れると何を展示しているのか全然わからない。
平置きではなく、3次元展示と言うか、空間展示と言うか、もう少し展示方法を考え直した方が良さそうです。
2,設営、撤収を考えて、展示品を絞っておりましたが、もう少し賑やかしく、せっかく作製している製品を展示しないのはもったいないと思いました。
展示方法と併せて、展示についてもう少し深く考えて、見せる展示をしていきたいと気づかされました。
会場では朝から動物のフンやゴミを片付ている役場関係者の方が居ました。
会場10分前に全員で掃除するようなシステムでも良いと思います。
ゴミ袋や手袋、掃除用具等が必要になりますが、みんなで手分けして作業して、関係者の負担を軽減できればと考えます。
第1回目と言うことで、改善したほうが良い所もたくさん見えています。
出展者にアンケートを取るなどして、次回開催に向け、改善点等建設的な意見を広く情報収集していただければと思います。
終わってみれば1日目 1700人 2日目2200人と予想の1.85倍の来場者だったそうで、イベントのPR方法や出展者の増加等により、もっともっと大きなイベントにできそうな予感がしています。
このようなイベントを開催しようと決めた神河町役場の皆様、お疲れさまでした。
来年はもっといイベントになることと思います。