2023年の3月12日に我がホームリバーの天川村の解禁でした。
話によると解禁日は600人超えの釣り人が押し寄せたとか....。
当然、人混みが嫌いな私は解禁日などに出掛けることはせず、密かに週間天気予報を確認し、朝の最低気温の高そうな日に目星を付けておりました。
3/16 朝7:30時点での自宅付近の気温は11℃程度
半年ぶりの道のりを懐かしみながら、途中満開の梅林を横目に、少しつぼみが桃色に色づき始めた枝垂桜に目をやりながら、快適なドライブで、長いトンネルを抜けると天川村です。
年券購入のために自宅を出る時間も遅く、9:00少し前に天川村漁協に到着
天川漁協には、明るくて気持ちの良い事務員さんが居ています。
年券を作製している間に最近はやりの「釣りチケ」などはやらないんですか?と聞くと、入漁券販売所の利益確保のためにやらないと言っていました。
早朝からの釣りで、入漁券を購入できない場合が想定させる場合は、予め漁協に電話して事情を説明し、当日の帰りに入漁料の支払いするなど臨機応変に対応していただけるとのことなので、釣りチケが無くても電話一本で対応でき、お勧めです。
年券購入後上流に向けて車を走らせながら、どこに入ろうかと考えていたら、候補の一つの場所には車が止まってなかったので、あっさり釣り場決定
実は、今年に入ってから体力低下予防のため、スクワットをやってまして、1日30回からスタートして、1日経過ごとに1回スクワット回数を増やし、50回に達すると、その回数を維持するようにしていました。
その効果があったのか、歩き始めも膝が良く上がるような気がします。
さて釣りの方は、魚影を確認できるものの、フライを投入すると明らかにフライを避ける個体が居ます。
多分解禁から釣り上げられた経験を持つ個体なんでしょう!
ちびアマゴは元気よく飛びついてくれるのですが、なかなか良いサイズを目にするチャンスが多くありません。
これは水量の問題だろうと思うのですが、水量が少なくアマゴの好きな流速の流れは水深が浅く、良いポイントが少ないのです。
アマゴの好む流速は今までの経験では人が歩く速度程度が良いと思っています。流れを見る時に自分がその流れを歩くイメージを重ねて流速を確認しています。
この谷は日当たりが良く、良さげな流れを見つけると魚体を確認できます。
そこに対してフライをプレゼンテーションして釣ると言ったいたってシンプルで、すこぶる楽しい釣りが出来るのです。
解禁から日が浅い割にはプレッシャーがかかっている感じなので#16 CDCダンに7Xのティペットで対応しました。
途中あまりの暑さに防寒着を脱いでGWあたりの恰好で釣っておりました。
上流に行くにつれ水量が寂しくなってきたので、途中で引き返しました。
そんなに上流までではないのですが、帰りには結構足が疲れており、スクワットはしていても歩いていないため、体力低下は否めません。
何度か休憩しながら車に戻ると漁協の車が止まっており、少し話をしました。
入漁券の確認をされ、最近はシャワークライマーや登山者も釣竿を持ち込んで密漁している輩が入るとのことでした。
漁協は結構色んな箇所をチェックしており、いつかその密漁者も検挙されることでしょう。
その後下流域で少し竿を出し、初釣行を終えました。
ドライで釣れましたが、ハッチは見られず、アマゴも水面上の流下物の捕食が上手ではなく、喰いそびれたりすることが多いように感じました。
また、フライに関してもゲイブ幅の狭いフックだったためかすっぽ抜けや、取り込み中のバラシも多数でした。
1カ月ぐらい季節を進めた感じの釣り日和でした。
今回はアマゴのみの釣果でしたので、次回はイワナも釣りたいと思っております。
ちなみに自宅に帰ってから、左の太ももが何度か攣りました。
スクワットは続けようと思います。
天川村は、私の生まれ故郷に近い感じがして、個人的には第2の故郷のように感じています。
次回は、もっと源流かな!