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Magnet Releaser

私の作製するMagnet Releaserはボディーとヒートンが一体になった構造で、このボディーにマグネットを接着+ねじ止めで固定しています。

ボディー材は真鍮で、このボディーを覆うように筒状のカバー材を取り付けています。

そしてカバー材の上側に真鍮製の蓋となるワッシャー状のパーツを接着した構成です。

 

カバー材の外径は15.3mm程度で、1個のMagnet Releaserの長さは19mm程度(リング部材を除く)です。

ボディーを統一することで、カバー材を色々変えてバリエーションを増やすことができます。

 

この構成にしたのは、Magnet Releaserで想定されるトラブルを考えた時に思いついたのが、

1.マグネットが外れる

2.ヒートンが抜ける

この2つのトラブルがあると嫌だと思ったのです。

ですから、ボディーとヒートン一体型の構成にすることでヒートンが抜けることなく、また、マグネットは接着+ネジ止めすることでマグネットが外れるトラブルを防止しました。

 

 

Magnet Releaserの主流は花梨瘤材ですが、たまに鹿角での加工も行います。

外径15.3mmの鹿角になるように円筒加工した状態で、綺麗に鹿角の模様が出ることなど不可能なほど鹿角は円筒状にはなっていないのです。

また、外径15.3mmに加工して鹿角の模様が出そうな部位は1本の鹿角で1セット程度しかありません。

それ以外は外径が小さすぎたり、または大きすぎて一切模様が出てこないような鹿角になってしまうのです。

 

 

鹿角は水難除けのお守りとして古くから用いられており、ランディングネットのマグネットリリーサーとして使用するにはもってこいの材料なのです。

 

Web Shopにも掲載しています。

Goodsでも紹介しておりますので、詳細はそのページでご確認をお願いいたします。

中々鹿角の入手が無く、久しぶりに加工を行ないました。

 

価格は送料込み4120円となっております。

購入希望の方は必要に応じてさらに写真を送付して、ご希望の1個を決めることも可能ですので、何なりと申しつけ下さい。