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Fly Castingについて

毎日暑い日が続いています。

私の工房にはエアコンがありますが、午前中は出来るだけ使用しないように心掛けているのですが、なかなかの暑さで集中力が途切れてしまいます。

 

さて、今日はキャスティングについてお話したいと思います。

今から20年以上前には色んなキャスティング教室に参加して色々と練習を積み重ねました。

 

最初はダブルホールがなかなかできなくて、苦労したことを思い出します。

キャスティングで、皆さんも経験があると思いますが、仮にフルラインをキャストしようとして、力をこめたキャスティングよりも、力を抜いてキャスティングしたほうがディスタンスを稼ぐことが出来たという経験です。

 

ロングキャストに力はそんなに必要ないと言うことを身をもって体感していいるのについつい力んでしまいます。

 

私が美しいと思うキャストは、出来るだけゆっくりとしたリズムでキャストしているのに、ラインは落下せず、ナローループを形成しているキャスティングが好きです。

バンブーロッドなどは復元スピードがカーボンロッドよりも遅いため、それに合わせたゆったりとしたリズムで綺麗なループを形成したいのです。

 

そのために何をしているかと言うと、

キャスティング時にロッドハンドの振り角を出来るだけ小さくすることでナローループが出来ます。

角度を狭くする分、ストロークを少し大きくしても良いかもしれません。

そして、左手のホールをによってラインスピードをコントロールします。

振り角が狭く、パワーが載りきらないのを補うようにホールでパワーを付けてやるイメージなのですが、これで、出来るだけライン速度を落として、ゆったりとしたリズムでキャスティングしています。

 

ナローループなので空気抵抗が小さく、そんなに力を入れなくても綺麗なループを形成できます。

 

極端な場合はロッドの振り角は5°程度で、ほとんどホールだけでラインにパワーを加えている場合もあります。

極端にナローなループが出来ますので、テーリングには注意が必要ですが、風の強い日でも安定したループが出来ます。

 

このホールの速度やストロークを調整することでロッドハンドはロッドの振り幅、振り角を規制するだけで良いと思います。

 

また、キャスティングはまあまあでもプレゼンテーションが下手な人が多いです。

フォワードキャスト、バックキャスト共に良いループ形状なのに、シュート時のループがワイドになって、せっかくのフォルスキャストが無駄と言うか、もったいないキャストんp人が多いように思います。

原因は簡単でシュート時にロッドティップを倒しすぎるためです。

フォルスキャストとシュート時のロッド角度は同じであるべきにもかかわらず、ロッドを倒してしまう人が多いです。

 

ロッドアクションについてなかなかのうんちくを語っている割にはキャスティングが下手なビルダーさんも多いのです。

 

ロッドアクションに関してはどんなロッドをキャスティングしてもそれなりのループになるようなキャストは出来るのですが、ロッドによって、かなり注意しながらキャストをスなければよいループを継続すすことが出来ないロッドや、すぐにテーリングするロッドもあります。

 

反対に適当にキャストしても良いループが出来るロッドもあります。

ならば、そのロッドが良いロッドかと言うとそれはまだ別な話であって、私的にはキャスティングリズムが合うロッドが良いロッドではないかと思うのです。

 

キャスティングの気持ちいいロッド、釣り味の良いロッド、良いループのできるロッド、人それぞれの嗜好のあるロッドアクションですが、最大公約数的なロッドづくりをしても面白くないので、私は、自分のリズムに合う、比較的スローでゆったりとキャスティングできて、ショートレンジでもロッドが十分に曲がってその復元力でリーダーキャストしやすいロッドが好きです。

 

柔らかいロッドでナローループを形成するには、ロッドを大きく振らず、ホールでラインスピードをコントロールしながらゆっくりとキャストするのが良いと思います。

私のロッドのキャスト方法はこんな感じです。

難しいロッドですが、慣れてしまうとすごく楽なロッドです。

優雅なキャスティングをしながらサイトフィッシングするには最高のロッドです。

このアクションはグラスロッドもバンブーロッドも同じアクションになるようにしています。

 

是非一度Bamboorod 「Ballad」 Glassrod [G-Ballad]をキャストしてみてください。