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キリコ

バンブーロッド用の金具と言えば、Ferrule、リールシート用金具、ガイド類ですが、

ガイドに関しては、耐摩耗性が要求させるために、自分で簡単に作製できるような材料で加工しても、すぐにガイドが摩耗するので、やはり市販品のタングステン等の耐摩耗性の高い材料を使用するようにしています。

 

Ferruleに関してはニッケルシルバーを加工して作製しますが、自分用のFerruleのみ作製しています。

 

リールシート用金具に関しては、自作しますし、他のビルダーさんの依頼により加工したりもしています。

 

今年は結構リールシート用金具の加工をやっておりまして、100セット以上の加工を行なっています。

リールシート金具に関しては、加工形状を提示していただき、その形状を3D図面化して、NCデータ変換して加工を行なっていきますので、初期費用として、プログラム作成費用が必要になりますが安定した形状で供給することが可能になります。

 

 

リングやチェックに関しては多数個同時加工が出来るので、効率的な加工が出来ますが、キャップに関しては1個づつ加工する必要があるために、あまり効率的な加工が出来ません。

 

小さな卓上旋盤を使用しての金具加工においては、まず主軸の貫通穴径が10mm程度しかないため、リールシート金具等のφ20mm程度の丸棒状態から加工するためには予め旋盤の主軸に固定できる長さに丸棒をカットしてからチャックして加工する必要があるのですが、突っ切り加工でカットしようにもまず長い丸棒状態の丸棒にセンター穴加工が出来ないために芯押し台でセンターを押して、突っ切り加工が出来ないというジレンマが出てきます。

 

結局は金切り鋸等でカットして、端面処理してから金具加工する必要があり、大変です。

また、金具加工では中ぐり加工が大変です。中ぐり加工で-Z方向に加工して、X軸を移動させずに+Z方向に移動させても切削している場合があります。

これは、中ぐりバイトのキレが悪い状態なので、スローアウェイバイトの場合はチップ交換したほうが良いです。

 

NC加工では、中ぐりも自動で切削するのですが、ある程度の数を加工するとキリコが大量に出てきます。