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Cap&Ring&Checkの加工

少しブログの更新が疎かになっていました。

10月と言うのは稲刈りシーズンで、我が家も少しの田んぼがあり、農作業があるんです。

 

具体的には、稲刈り前に畔の草刈り、コンバインの旋回場所を草刈り鎌で刈る、稲刈り、乾燥、脱穀、出荷の作業が続き、4日間ほど重労働が続きます。

 

今年は少し豊作で、おいしい新米も堪能致しました。

 

話は変わりまして、この10日ほどは金属加工を行なっておりました。

Cap&Ring&Checkを加工しているのですが、なかなか時間がかかる作業なのです。

まず、Ringの加工ですが、私の加工方法はRing4個連続加工を行なっています。

 

実際の加工は、まずφ20のニッケルシルバー棒をカットします。250mm程度にカットします。

続いてC穴加工、ドリル穴加工でφ5,φ8,φ10で深さ40mmまで加工していきます。

それから外径加工でリングが連なった状態に加工していきます。

この加工はNC加工で行います。

その後、ローレット加工を行ない、内径加工を行ないいます。内径加工もNC加工で加工します。

最後に突っ切りで4個分のリングになるように加工します。

個別になってリングを旋盤にチャックして、内径、外径のC面取り加工を行ない、研磨したらリングの完成なのです。

 

非力な旋盤の場合はドリル加工さえも結構時間がかかってしまうので、この数のリングを加工する場合の時間を自分に置き換えたら、結構な時間がかかることが想像できると思います。

Capの加工は、リングの様な連続加工が出来ないので、個別加工になってしまうので、時間の掛かる作業です。

 

Capは内径が一定深さあるために、丸棒の状態からドリル穴加工してから、エンドミルで底面をフラットに加工しつつ、一定深さになるように加工します。

 

次に外形加工(NC加工)を行ない、ローレット加工を行ない、内径加工(NC加工)して、突っ切り加工を行ないます。

 

写真は突っ切り加工が終わった状態です。

この後、突っ切り加工部分をR形状に加工していきます。

リングと同様に内径部と外形部をC面加工して、最後に研磨を行なっていきます。

 

これも結構時間がかかります。

連続加工が出来ないので作業効率を向上させる手段が無いのです。

 

と言うことでここ数日はこれらの加工に時間を取られてブログ更新がなかなかできなかったのです。

 

Cap&Ring&Checkの加工はまだまだ続いており、完成しておりませんので、過去の完成品の写真を掲載しておきます。

 

50個の加工では結構な時間がかかりますが、その割にあまり儲かる仕事ではないのです。

時間がかかる仕事なので、もう少し儲かる仕事だったら嬉しいのですが、なかなか厳しい価格で仕事をしております。

 

最近の金属素材の価格高騰は円安の影響でコロナ前の40%以上の値上げとなっている状態が続いており、材料購入も結構大変な状況ですが、なんとか細々と加工を行なっております。

 

オリジナル形状のCap&Ring&Checkの設計、加工も承ります。

何なりとご相談をお願いいたします。

 

今年は既に170セット以上の金具類を加工しました。

この加工実績に裏付けられた信頼性を持続できるよう、加工歩留まり、加工効率UPを常に考えながら加工を行なっております。