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無計画

現在我が家は長男が巣立ち、今は夫婦と娘二人の4人で暮らしています。

大学の4年と3年でバイトなどでみんなの休みが一致することがほとんどないのですが、11/29に何とかみんなの休みが一致することが判ったので、出掛けることにしました。

妻は滋賀県のラコリーナに行きたいとのことで、それならば観光を兼ねてそこに行くことになりました。

ラコリーナとは滋賀県が誇るバウムクーヘンのお店で関西では超有名なのです。

(私は知りませんでしたが.....。)

 

 

さて、当日終日運転手となるであろう私はここ奈良県桜井市から名阪国道の上柘植経由で近江八幡市を目指しました。

 

出発時間が予定よりも遅れたため、まずは食事して、それから観光して、ラコリーナに行こうと言うことにしました。

ナビには次に行く場所を入力して目的地を目指すというごく普通のやり方で出発しました。

平日と言うこともあり、渋滞もなく、スムーズな流れでどんどんと距離を稼いでいきます。

 

途中、コンビニでトイレ休憩し、予め妻がお昼ご飯を食べたい場所をピックアップしていたので、そこに予約を入れようとして、定休日だったことに気づくという何とも困ったことなんですが、ここで文句の一つでも言おうもんなら倍返しでは済まない事態になるので、コンビニの駐車場でみんなでランチのリストアップをしました。

 

ハンバーグで一致したお店は近江八幡市の中心地付近で、そこに向かってナビを設定して向かったのです。

おいしくいただいたランチを終え、次の目的地である永源寺に向かうことにします。

ナビでは距離26km 約46分と表示されており、目的地に向かいます。

 

永源寺と言えば近くにキャッチアンドリリースの釣り場があったように記憶しています。

厳かな雰囲気の永源寺の階段を上りながら、夫婦ともに体力低下を嘆き、娘たちは映える場所探しに夢中

 

若い頃は寺社仏閣に全く興味などなかったのですが、どうやら正しく年を重ねたらしく、この雰囲気に魅力を感じる年ごろになってしまったようです。

妻は御朱印帳にも興味があるらしく、私よりもその方面にまっしぐらと言った感じです。

 

境内の紅葉はピークを過ぎた感じですが、ピークを過ぎた夫婦にはそれもまたセンチメンタルな風情となって黄昏てしまうのでした。

 

写真ばかりを撮りまくっている娘たちと何枚か一緒に写真を撮り、ラコリーナに向かうことにします。

 

ナビにラコリーナを入力して出発です。

ナビを見ながら走っていると先ほど走ってきた履歴として地図上に記されている白い点を戻っているようです。

見覚えのある建物もあり、来た道を戻りつつラコリーナに途中でそれていくものと思っていました。

10分経過、20分経過してもナビの白い点は消えません。同じルートを戻っています。

30分経過、40分経過、完全にランチした付近まで戻ってきています。

そして、ランチした場所を超えて1kmほど走るとラコリーナに到着したのでした。

 

ラコリーナは金をふんだんに使って作られた感が凄くて、何年かして、少し来場者が減ってきてはまた新たなものを作り足して集客するんだろうな!と匂わすような施設なのかなと感じたのでした。

施設内は色々配慮されており、結構楽しめる場所であることは間違いありません。

作りたてのバウムクーヘンとコーヒーを頂いて、散策して、お土産買って日が暮れるまで楽しみました。

 

今回、娘の希望のカフェには時間の都合で行くことが出来ませんでした。

 

行く場所を明確に決めて、ルートを決めて出発しておけば、まさかランチした場所からラコリーナまで1kmだったのにその間に往復52km、約1.5hもドライブする必要が無く、その時間があれば娘が行きたいと言っていたカフェでくつろげていたはずなのです。

 

無計画はそれはそれで楽しかったのですが、計画的であればもっと効率的に楽しめたことは間違いありません。

スマホでピンポイントの地図を確認するのではなく、全体を7俯瞰で見ることが大切だと痛感しました。

 

「木を見て森を見ず」まさにこれでした。

 

と言うことで約6時間、280kmのドライブを楽しんだ休日でした。

私的には凄くリフレッシュできたと思います。

家族もみんな楽しんだようで、良かった良かった。

こんなハプニングは時間がたった後も覚えているはずなので、いい思い出になることでしょう。

 

では!

仕事に取り掛かります。