あけましておめでとうございます。
年明け早々、地震や航空機事故等で大変な思いをしている方も多いと思いますが、辰のごとく飛躍する一年にしたいものです。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、Retro Rod&Reelと言うところは噂通りのブラックな個人事業主で、昨年の休日は10日程度だったような気がします。
仕事始めは1/2からで、もう正月気分も抜けております。
考えてみればあと2カ月もすれば解禁で浮かれた状態になるわけで、寒い寒いと言いながらもあと2か月の辛抱なのです。
年が明けるとハンドクラフト展が気になってきます。
2/16(金)~18(日)まで都立産業貿易センター 台東館7F 南側ホールで開催されます。
それに伴い展示商品の作製を始めました。
まずはW-スタッカーから加工を開始しております。
1/2から旋盤を回してせっせせっせと作っています。
ボディは鹿角で加工しております。
確認したところ、あと数個は鹿角バージョンのWスタッカーを加工できそうな感じです。
こればかりは材料があるときにしか加工できませんし、中々会うサイズの鹿角がないのです。
Wスタッカーのパイプ径は大きいほうがφ10mmで小さいほうがφ8mmです。
写真のようにパイプを重ねた状態の時でも2種類のパイプが重なっているようには見えないように形状を工夫して加工しています。
パイプを引き抜くとご覧のように2重構造となっているのです。
大きなパイプだけを使用するとφ10mmのパイプ径なのでホッパーやマドラーパターンなどをタイイングするのに役に立ちます。
両方のパイプを重ねた状態で使用するとφ8mmのパイプ径となり、通常のエルクヘヤカディスなどをタイイングするにちょうどいいサイズとなっております。
材質はボディ材がニッケルシルバー、パイプがニッケルシルバーで、ボディを鹿角で覆うような形状に仕上げています。
最近はニッケルシルバーの急騰で中々厳しいのですが、折角なので輝きの良いニッケルシルバーで作製しております。
鹿角以外には、花梨瘤材、ブラス、エボナイト等でも加工のバリエーションがあります。
とりあえず1個だけ加工してみましたが、今後さらに数を揃えてハンドクラフト展に臨みたいと思っております。
今年も色々と加工を行なっていく所存です。
本年もよろしくお願いいたします。