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ORVIS CFO ノブ修理

ORVIS CFO1.2.3のノブ修理を行ないました。

ノブのネジの先端部分がスプールにねじ込まれた状態で破損しています。

ネジだけ何とか修理できないかとのご相談があり、引き受けた案件です。

 

まず、ORVISにせよ、HARDYにせよ、ノブのネジの固定の際にはネジロックでネジ締め接着されています。

 

もし個人でノブのグリスアップ等のメンテナンスを行う際には、少し力を入れてネジを回してみても外れない場合は、無理をしてまわしてはいけません。

そういった場合は、スプールからラインを全部巻き取って、ねじの先端部側からターボライター等でネジを炙ってネジロックを軟化させた状態でネジを取り外すと案外簡単に取り外せます。

 

HARDYの場合、ネジにスリワリがない場合は取り外せませんが....。

そのような場合もネジを交換することでメンテナンスできるネジに交換可能なので、お問い合わせください。

 

さて、折れ込んだネジも同様にライターで炙って、ネジ中心にセンタードリルでセンター穴をあけ、φ2.1mmのドリル穴を開けます。。

続いてM2.6タップをたてて、M2.6mmのネジをねじ込んでネジを押し込んで取り外しました。

 

このノブのネジはUNC-No4です。

少しネジが細い事が折れに影響していると思われるので、UNC-No5のタップをたてて、ネジきりを行ないました。

 

 

本来ならばノブ修理の際はメタルコアを介在させたノブ構成にするのですが、今回はネジだけ修理して欲しいとの依頼だったので、ネジだけの加工を行なっております。

メネジをUNC-No5にしたので、これに合わせてネジ加工を行ないます。

 

ジュラルミンでネジ加工を行ない、サクッとネジは完成です。

ザブトンはネジ径が変わったのでドリルでセンター穴径を広げて対応しました。

 

ザブトン、ノブを磨いてネジを固定して完成です。

 

考えてみるとネジの修理を始めた当初はこんなネジ1個を加工するのにも結構時間がかかり、加工精度も良くなかったように思います。

 

今は、加工の勘所が判ってきたので、難なく修理できるようになりました。

 

どんな修理でも直せるわけではありませんが、私も勉強しながら色んな修理にチャレンジしたいと思います。

知恵を絞りながら何とか修理する方法がないかを模索するのも楽しい時間です。

 

修理のご依頼は何なりと!

勿論見積もり無料、即日とは言いませんが出来るだけ早く回答させていただきますので!