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ハンドクラフト展を終えて

朝6:28発の電車に乗り京都経由で一路東京へ!

横浜を過ぎ、関東平野が広がり、見渡す限りの建物にいつも恐れおののく私なのです。

平日は自宅一室の作業部屋に引きこもり、週末は農夫となる私にとって東京は、得体のしれえない恐怖が付きまとうところなのです。

 

いつものように上野駅での乗り換えで戸惑い、やっとの思いで会場入りする頃には結構疲れています。

山城さんへの挨拶を済ませ、セッティングを行なうと、ワクワクとドキドキが交差した久々の興奮状態となってくる自分に気が付きます。

いつの間にやら会場にはお客さんが溢れ、他の出展者さんに挨拶する余裕もないままイベントは始まりました。

 

昨年の反省点として、商品単体では使用用途が判らないモノがあるので、今回はパネルを準備して、計6点の商品説明を簡潔に説明できるようにしました。

 

特にファールドリーダーやトラウトマグネット、フロータントケースは説明パネルと身振り手振りを交えることで訴求力がアップしているように感じました。

 

前職でも年に一度R&D展(Research & Development 展示会)と言うことで、研究所の開発内容を各事業部などに説明するイベントがあり、その時にも説明パネルを準備してアピールしていたことを思い出します。

 

ファールドリーダーは数も少なかったこともあり、早々に売り切れ、トラウトマグネットに関しては、結構作ったつもりでしたが、これもあっさりと売り切れてしまいました。

 

やはり、結構フライ歴を重ねたエキスパートのフライマンたちはロッドもリールも結構所有しているので、余程の所有欲をくすぐるモノでなければ触手が動かないようで、小物ばかりが売れていきます。

 

私の展示商品は例えばフライボックスにしても、マグネットリリーサーにしても他の出展者さんと商品自体は被っていても、その商品に一部私のオリジナルな部分があり、大きく差別化できる商品なのです。

説明すると、コンセプトの良さや、加工精度の良さに気づいてくれます。

初日、2日目は凄い数の来場者で会場内は暑く、身動きできない時間帯があるほどでした。

 

他の出展者さんのブースを観察できるのはオープン前の僅かな時間で、同業者のKOBAさんやT-MADEさんのブースの商品レイアウトや展示方法を観察させていただきました。

他にも伊集院さんは地元の名産を活かした取り組みをしていたり、同じ地元の進藤さんとはフェルールやコーティングに関する話を伺ったり、見るものすべてに刺激を受けるので、体は疲れているのに脳内が活性化して、なかなか寝付けない毎日でした。

ハンドクラフト展は自分の作品を販売する機会なのですが、毎回意識していることがあります。

それは、B to Cだけではなく、出展者さん相手のB to Bの営業活動なのです。

ハンドクラフトを生業にしている精鋭の先輩方の頭の中はいつも新たな商品や新たなチャレンジに向けて色んなアンテナを張っているはずなので、

加工側から何かきっとお手伝いできることがあると常々思っているので、積極的に出展者さんと話をして、営業活動をしております。

 

今回も尊敬しているビルダーさんの加工の仕事につながるような話や、加工治具の受注なども何件か受注出来ました。

 

成果だけではなく、反省点もここに記して、しっかりと改めていこうと思います。

リールの展示で、BuddyとBlisterは立体展示できるのですが、Fairy は立体展示しようとしても小さいために落下しやすく、立体展示できなくて、目に留まりにくいようでした。

また、Fairyリールはフットが一般のリールよりも約15mmほど短く、特殊なのでロッドとリール両方の合わせ技で展示する必要があると感じました。

小物類の展示数も増え、ブース内により沢山の展示を行うには3次元展示が必要で、高さ方向を有意義に活用した展示が必要でそのための展示台を考える必要があると思ったのです。

その展示台もスーツケース内に簡単に収まるような簡単組立が出来たり、折りたためたりと言うようなギミックを持った展示台があればよいと思ったのです。

また、T-MADEさんのリール展示からヒントを得たリール展示や、嶋崎了さんとの会話から派生したフライ展示方法についても新たな取り組みをしてみたいと思ったのでした。

 

トータルで、やはりロッドをもっともっと展示していくことをやっていきます。