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収穫の喜びと悲しみ

週末のどちらか1日は農作業をやっています。

好き嫌いにかかわらず、結果的に体を動かすことになっているので、健康維持のためにも良い事だと思っているんですが、週1回の労働のため、義母からすればやって欲しいことだらけで翌日は筋肉痛と言う日も多いのです。

 

写真は9/17のもので、冬大根を蒔き終わった様子です。

畝(うね)が10筋ありまして、手前の3筋がカブで、残り7筋が大根です。

種まきの時点から、種まきが多すぎると指摘していたのですが、妻曰く、「お母さんのやりたいようにやらせてあげたら!」と言われたので、納得はせずとも鍬を持って畝を作っていたのです。

畝の長さが15mほどで、30cm間隔で種を蒔いたとすると15/0.3×7で350個の大根の種まきをしていることにいなります。

 

カブに関しては手前の2筋は10m程度なので、35/0.3=116個程度になる計算です。

 

毎年大根はかなり食べきれずに、大根を抜いて、畑の隅に積み上げて腐らせてしまいます。

それが嫌なので、食べきれる数だけ種まきするべきだと思うのですが、今回も結構な数の種まきをしてしまったのです。

 

単純計算でもわかるんですが、12月から3月末まで120日として、大根350本を消費しようとすると3本/日程度のペースで消費しなくてはならないのです。

妻の姉妹に送ってあげるとしても、数回レベルなので、消費しきれるわけがないのです。

 

季節は流れ、4月になりました。

大根とカブを植えているスペースにはジャガイモを植えるので、余った大根とカブを抜いて畑の隅に積み上げていきます。

 

私は密かに積み上げた大根とカブにい数を数えていました。

捨てた大根221/350 (63%の大根は捨てられてしまう)

捨てたカブ32/116  (28%のカブは捨てられてしまう)

 

沢山消費しようとおでん炊いたり、大根おろしにしたり、切り干し大根作ったりと努力はしていますが、やはり単純に作りすぎなんです。

 

畝を作るのも大変です、その努力が無駄になるどころか、作物を捨ててしまう行為が何ともやるせないのです。

 

カブは2筋、大根3筋で十分なのです。

最小限の作物を最後までおいしくいただくのが良いのです。

 

今年は断固として、種まきの数を自分の好きなようにさせてもらいます。

世の中SDGsとか言われていますが、それに反する行為で、反省しなければなりません。

 

全て食べきれる量を、おいしくいただくような生活をすべきなので、

大いに反省して、これから改めていきます。