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Buddy Brass 花梨model

Retro Rod&ReelのBuddyリールの中で最も人気のあるモデルが、Brass 花梨modelなのです。

ブラスの経年変化による色合いの移り変わりが好きなフライマンが多いのだと思うのですが、フレームとリールフットがブラスなんですが、フレーム自体の表面積が大きくないので、ブラスのゴールドが余り嫌らしくないバランスなのと、ブラス以上に花梨が主張しているので全体的なバランスが良いのだと自己分析しています。

 

個人的にはStainless 花梨modelの方が好きなんですが、値段的にブラスに落ち着いてしまうのかもしれません。

 

spoolはジュラルミンでピラーはニッケルシルバー、S字ハンドルは洋白なのですが、材料的に、spoolは重量的にジュラルミンに決定なのですが、それ以外の材料に関しては色んな選択肢があります。

ピラーや、S字ハンドルもBrassにすることも可能なんですが、そうしてしまうと色合い的なバランスが壊れ

てしまいそうなのですが、それは、私自身のイメージだけの問題なので、やらずに否定するのではなくて、やってみることが大事なのかもしれません。

反対にStainless花梨modelはピラーはニッケルシルバー、S字ハンドルは洋白なんですが、Brass 花梨modelのバランスで考えると、ピラーとS字ハンドルはBrassであってもバランス的には問題ないのですが、やってみたことはないんです。

 

これも先入観だけの問題なので、トライしてみてセンスがなければやめれば良いだけの問題であって、やらないことを肯定するのは違うような気がします。

 

私は花梨のFacePlateを他の材料でもやってみたいと常に考えており、エボナイトやマーブルエボナイト、ジュラルミンのミラー等々やっているんですが、今までとは全く違う材料でトライしてみたいと思うのですが、この場合、材料選定だけがトピックスとなっているだけなので、少し魅力が足りないような気がするんです。

 

材料選定だけではなくて、そこに自分なりの手を加えて時間を掛けて作り出すものを取り付けたいと思ってしまうのです。

最近では、漆などにも興味があり、手を出したいと思っているんですが、なかなか自由な時間が捻出できないのですが、興味が尽きないこと自体は良い事だと思っています。

 

また、次に作ってみたいリール形状も何個かあるんですが、日々の加工や修理で毎日が過ぎてしまっているので、もう少し目標に向かって突っ走る若さが必要なのかもしれません。

 

しっかり目標をたてて、それに向かって日々のスケジュール管理をしながら進めなければ、貴重な時間はどんどん過ぎ去ってしまいます。

若い時は気にならなかった時間の経過は、人生のイブニングタイムに差し掛かっているいまでは、残り時間も気になって来るときでもあります。

それでも、残り時間を気にした人生よりも今の時間を大切に使う人間でありたいと思うのです。

 

さあ、次はあの形状を実現しようと思ています。

かなり攻めた形状だと自負しています。