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農作業の日々

イベントに参加してたりすると、土日の農作業が2日間ストップしてしまうので、次の週末が結構ハードになってしまいます。

5/25(土)は里芋を植える部分を耕運機で耕して、苗代にポンプで水を入れて、玉ねぎ周辺の草刈りをしたら1日が終わってしまいました。

26(日)キャベツやブロッコリーを植えていた部分のマルチを剥がして草刈りして、草を運び出して、耕運機で耕しました。

耕した部分に畝を作ってトウモロコシ、カボチャ、オクラ、キュウリ、ゴーヤ、落花生を植えました。

 

耕運機で耕す作業は一見簡単そうに思えるのですが、力をこめて地面に押し付けるようにしないとローターが地面を耕してくれません。

反対にローターが土にめり込みすぎることもあり、この場合はローターを持ち上げるような力を掛けなければなりません。

ということで、色んな方向に力を掛けて耕すのですが、当然普段使わない筋肉を使うため、翌日は、ポンコツ状態になってしまう訳です。

 

月曜日から金曜日まで、通常業務をこなし、6/1(土)田んぼの畔の草刈りです。約5時間ほど草刈り機を振り回し、残りの時間で落花生の残りを植えました。

5時間の重労働で翌日は予想通りの筋肉痛でこれまたポンコツとなるわけですが、田んぼに肥料を蒔かないといけません。

4月に耕した田んぼは足場が悪く、天気のせいで少しぬかるんだ状態の中180kgの肥料を手で撒いていくのです。手首を振ってフリスビーを飛ばすような要領で力を入れることなく肥料を蒔いていきますが、1歩ごとに1回肥料を蒔く要領で田んぼの中を歩き回るのです。

 

時間にすれば約2時間の作業なのですが、ぬかるんだ土、肥料の重量、繰り返し蒔く肥料の動作により、体力が奪われていきます。

前日の筋肉痛を痛がる余裕もありません。

本当ならば肥料を蒔いた後にトラクターで耕す予定で、耕してみたんですが、ぬかるんでいて、トラクターが身動きが取れないほど埋まりかけたので、中止となりました。

予定では6/8(土)に田植えを行なうつもりでしたが、トラクターで耕せないので1週間ずらして田植えの予定です。

 

ところで、隣の田んぼは今年は米を作らないとのことで、その田んぼの隅に鴨が巣を作っていました。

我が家の田んぼであれば、トラクターの餌食になるはずが、隣の田んぼなので難を逃れたようです。

 

鴨のお尻の周りには、油を出す器官があり、その油により羽が水を弾いて、濡れることなく水の上を泳ぐことができます。

この水にぬれない羽はフライフィッシングのフライの材料として重宝されており、私も非常によく使っていますが、この抱卵状態の鴨を殺生してまで羽を奪いたいとは思えず。

出来れば巣立ちまで、少し離れて観察したいと思っています。

巣立った後は、巣の周りの羽を頂こうと目論んでいます。

 

週末の度に結構ハードな労働を行なっており、ほんの少しお腹周りに余裕が出来たような気がします。

 

6/3には息子が入籍しまして、家族が増えます。

みんなに美味しく、安全な食を届けられるようにポッチャリ体型を少しづつ消費しながら米や野菜作りを続けようと思っています。

願わくば、後10年くらいしたら農作業は息子にバトンタッチしたいと思っていますが、どうなることやら....。