
6/14(土)に田植えを行ないました。
朝まではどんよりとした天気でしたが、集合時間の8:30には雨が降り始めました。
軽トラに小型の耕運機などを積み込んで田んぼに出発ですが、私は乗用田植え機に乗ってのんびりと田んぼに向かいます。
今回は妻の姉夫婦、息子夫婦の6人体制での田植えです。
まずは苗代から苗箱を運び出します。
苗箱を田んぼに移設する際に穴あきシートを介在させて苗箱を移設しておきます。
これは苗箱から出た苗の根っこが土に入り込んで苗箱を引きはがしにくいのを防止する役目があるんですが、それでも結構な根っこが穴あきシートから土に根を張って引きはがしにくいのです。
足場の悪い泥の中で目一杯の力をこめて苗箱を引きはがし畔へと移動させる作業が田植えの中で一番の重労働なのですが、この作業に息子の到着は間に合わず、アラカン2人で息絶え絶えに運び出しました。
運び出した苗箱の裏面にはみ出した根っこはスキージ等で削り取ります。
これをやらないと苗箱から苗を取り出せないのです。
息子夫婦たちにこの作業をお願いし、苗代を小型耕運機で耕しますが、耕運機が泥の深みで動かなくなったり、車輪を変えての作業でがリコイルスターターの紐が切れたりとアクシデントはありましたがなんとか田植えできる状態になりました。

僅か30a程度の小さな田んぼで、乗用の田植え機なのであとはのんびりと田んぼの中を走り回れば田植えは終わるのですが、途中苗の状態が悪かったりすると植え残しができるのでその部分は手植えが必要になるので、植え残しがないようにチェックしながら植えていきます。
昼を過ぎても作業は終わりません。
合羽を着ての作業なので、一度脱いでしまうと次に着る時に気持ち悪いので一気に終わりで進めていきます。
機械での田植えが終了し、植え残し部分を手植えして終了です。
息子夫婦は初めての作業だったと思います。
これからも年に数度、苦労を共にして、おいしいコメをたらふく食べましょう!
私にとっては田植えの作業自体は大したことはなく、それよりもその前の草刈りだったり肥料撒きのほうが辛いと感じます。
多分それは一人での作業なので、辛さを共有できないからだと思うのです。
誰かと辛さを共有することで和らぐことはきっとあるので、出来るだけ共有して辛さを半減していければと願っています。
無事に田植えを終え、今年も一つの行事を無事に終えることが出来ました。
新米が出来た時には、何をおかずに新米を食べようかと今から思いを馳せています。