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加工の日々

10月に入り、ほとんどの河川は禁漁となり、やっと落ち着いて仕事に集中できる日々がやってきました。

冬野菜を植える時期でもあり、稲刈りシーズンももうすぐやってくるので本業以外も慌ただしくなってきます。

本業の方は、10月からのイベントに備えてコツコツとリールを加工してきましたが、ラインナップにないリールの注文があり、加工中のリールとは別に新たに加工を行なわなければならないパーツが案外多いのです。

スプール幅を少し広げたりすると、スプールのボビンやシャフト、ピラー幅に影響してくるのでそれらを新規に加工する必要が出てきます。

また、Face Plateも表裏でことなる材料のご要望で、これらの加工も必要になってきます。

 

加工に関しては、最適な材料が手元にあれば即セットして加工できるのですが、なかなかすべての材料をカバーできるようなサイズの材料を準備できていることなどなく、材料の厚さ、径を揃える加工から始まります。

 

非力な卓上の装置類ですので、一気に深く加工することが出来ず、少しづつ時間を掛けての作業になります。

 

これはどんな作業についても言えることで、バンブーロッドの作製に関しては、竹辺をプレーニングフォームにセットして加工するためには、丸竹を割って、長さを揃えて、曲がり直しをしておおよその角度にナイフで削ってと言った準備作業があるわけです。

 

農作業で言えば種を蒔くまでに、雑草を刈り取って、耕して、畝を作ってと言った地味な作業があるのです。

 

花形の作業の前には地味な作業が永遠と思われるほど続くイメージなのです。

 

これを端折ったり、楽をするために適当なことをすると後で必ずしっぺ返しが来るのです。

近道のない作業の連続を成し遂げるには一気にやってしまうと嫌になるので、嫌にならない時間をコツコツと毎日積み重ねるしかないのです。

 

このような作業を根気よく続けるには、辛抱強さが必要ですが、それは、今までにどれほど辛いに耐えてきたかで養われるような気がします。

兎に角体にルーチンワークとして刻み込まれるまで、毎日毎日繰り返すしかありません。

 

リールの加工以外にイベントに向けて小物類の加工も必要で、マグネットリリーサーは少しまとめて加工を行ないました。

ウッド部分のコーティングを行なっている途中です。

Trout マグネットの加工やFurled Leaderの作製も行う必要があります。

 

また、webshopへの注文があり、在庫切れの商品への注文で慌てて加工を開始しているラニヤードも同時進行しています。

 

更には禁漁となり、シーズン中は我慢して使用していたフライリールの修理依頼がここ最近増えてきています。

果たしてイベントに間に合うのか非常に不安ではありますが、リールは展示できると思うので大丈夫です。

ロッド類は期待薄ですね!

小物は出来るだけ増やしいたいのですが、時間との勝負になりそうです。

 

11月からは依頼品のリールシート用金具の加工を行なう必要があるので、リール類の修理に関しては年明けの納期になってしまうことも想定されます。

年が明ければハンドクラフト展に向けた加工が始まります。

今回はウッドを使用したものをもっと増やそうと目論んでおり、そのための加工設備導入も考えています。

はたしてどうなることやら?

 

兎に角毎日加工の日々が続きますが、コツコツと地味な作業を積み上げていきます。