10月は稲刈りや大根の種まき、白菜、ブロッコリーの植え付けなど、農作業で忙しく、また、シーズン中にトラブルのあったリールの修理依頼が増えています。
イベントも近づいており、10/26は兵庫県神河町で西日本トラウトフィッシングフェスティバルが開催されます。
出展者多数で楽しいイベントになりそうです。
皆さんのご来場をお待ちしております。
さて、イベントに向けて8月よりリールを加工しておりましたが、完成品をSNSで発信すると欲しいと言ってくれるフライマンが現れ、また、カスタム品のリールの注文等があり、リールのストックが増えない状況なのですが、Goodsの加工も進んでいないので、一気に加工を進めています。
φ10mmのマグネットを使用したマグネットリリーサーです。
~30cm程度の内径のランディングネット用なので、シーズン中に使用するサイズのネット用です。
φ15mmの真鍮丸棒から加工していくのです。
端面加工したら自動プログラム加工が出来るのですが、マグネットリリーサーは1対のものなので、10個加工しても5セットにしかならず、なかなか作業が進まないのです。
自動的に加工してくれるからほったらかしにしていても加工できると思われがちですが、何本も真鍮丸棒があれば、次から次へと加工できるのですが、そんなに材料ストックがあるはずもなく数本の真鍮棒の両端部で加工したら、突っ切り作業(この作業は手動です)を行なって、再度自動加工していくと言った流れ作業的な加工でゆっくりとコーヒーでも飲んでいたら加工が終わっていると言ったようなものではございません。
突っ切り加工の後は端面を再度加工して、マグネットが収まる部分を座グリ加工して、リングを通す部分にドリル加工して、研磨して、ウッドの加工をして、コーティングしてと言った作業があるのです。
ウッドの加工も結構大変で、円筒状に加工して、おおよその内径になるようにドリル加工して、個別サイズになるように突っ切りして、1個づつ外径、内径の加工を行ないます。
その後端部のR加工を行ない、研磨していきます。
研磨後はコーティングを行ないます。
コーティングも何度も行いますのでコーティングだけでも数日かかってしまいます。
このように案外時間の掛かる作業の連続で、例えばこのマグネットリリーサーのみを1か月作り続けたとして、それが全部完売できたとしてもがっぽり儲けがあるとは言えないのです。
なので、コーティングの空き時間に他の作業を行ない、また、自動の加工を旋盤、フライス盤を駆使して効率的に加工していかなければならないのです。
その間にリールの修理を行ない、週末は農作業を行なう。そんな日々が10月なのです。
他の月も同じようなもので、忙しいけど、生活にゆとりがあるほどでもないと言った厳しい生活を送っていますが、
自分の育てた野菜やコメを食べながら、ときどき思うことがあります。
余裕のある暮らしではないけど、「豊かな生活」が出来ているのではないかと........。
そう思わなければやってられないのかもしれませんが.....
と言うことでマグネットリリーサーは、花梨、黒柿、ハワイアンコア、トチなどの加工が終わりました。
イベントに持っていきます。
φ14mmマグネットの管釣り、湖用の大型ランディングネット用のマグネットリリーサーも少し加工しました。
イベントまでにもう少し他のGoodsも加工予定です。
Furled Leaderも加工しますので、お楽しみに!
