Fortune Reel 過去に一度だけ作製したことがあります。
その時は手元に加工材料の半端があったので、それらを組み合わせて何とか1台のリールを作製しようと考え、どうせならばと左右両手巻きのリールを作ろうと考えたのです。
今回はそのリールのSNSへの投稿を見たフライマンからのリクエストで2台作製しました。
この両手巻きのリールはFortune Reel と名付けています。
通常のBuddyリールは巻き手側と巻き手とは反対側のフレームの厚みが異なっています。
なのでFortune Reel は巻き手側にフレームが両サイドに来るような構成となり、両サイドにハンドルが来るので、S字ハンドル、ノブ、カウンターウェイトなどが2セット分必要になります。
また、両サイドにハンドルが来るのでセンターシャフトの作り直しが必要です。
さらには今回少しライン容量を増やしてほしいとのご依頼があり、ピラー幅を3mm程度広げています。
これに伴いピラー、スプールにセンターボビンなどが作り直しとなり、結構大幅な仕様変更を伴いました。
ここまで作り直しが必要なのでフェイスプレートやノブに関してはリクエストに応じることにしました。
1台目のリクエストは、ジュラルミンフレームにエボナイトのフェイス、反対側はブラスフレームにジュラルミン研磨のフェイス
2台目のリクエストはブラスフレームに花梨フェイス、反対側はジュラルミンフェイスにジュラルミン研磨のフェイスとのことでした。
このFortune Reel は左右にハンドルがあるのでロッドに装着した後には右巻きでも左巻きでも使用可能なのです。
当たり前ですが、実はこれはインストラクターさんに使っていただきたいのです。
釣りのレクチャーする際に生徒さんは右巻きフライマン、左巻きのフライマンがいます。
ロッドを使ってレクチャーする際に両手巻であれば生徒さんはいつも使っているリールのように扱うことができ、どのフライマンも戸惑うことはありません。
このようにいろんなリクエストに応じてリールを作製することも可能です。
今回はフレーム、フェイスプレート、ピラー幅、ノブをご指定いただきました。
