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フライリール修理

イベントで少し家を空けているとフライリールの修理がたまります。

イベント時にも預かることも多く、帰ってみると10台以上のリールがありました。

 

最近では修理内容をブログに掲載するための許可を忙しさのあまりとり忘れたりで、詳細な修理をブログに書くわけにもいかない場合がありますが、こんな感じの修理をやっているんだと感じていただければ良いのかなと思い書き綴っています。

 

まずはややこしかった加工で、A.T.H(アリハート)のリールを右巻きから左巻きへ変更してほしいとの依頼でした。

Traun F1というモデルで、このリールのワンウェイベアリングは裏側から抜けない構造になっているのです。

少し純正のパーツを加工すれば裏側からワンウェイクラッチを抜けそうなのですが、失敗を恐れ、写真のように新たにワンウェイクラッチが収まるパーツを加工してみました。

ワンウェイクラッチの収まる部分は圧入が必要なので精度良く加工する必要があります。

 

すべての採寸を完璧にできるわけではなかったので少しスペーサーを入れたりして微調整が必要でしたが何とか左巻き仕様へと変更することができました。

 

このような依頼が多数あるのであればストックしておきたいパーツではありますが、なかなか時間的余裕もなく、また、モデルによって少しづつ形状が異なるパーツなので依頼があれば毎回加工することになりそうです。

ハンドルノブは以前修理したリールをぶつけてしまって破損したらしく、同様の形状で作り直しを行いました.

 

右側はHARDY MARQUISのラインガードの作製途中の写真です。

この状態から切り離して各部分をR面取りして研磨して取り付けていきます。

 

左下はA.T.H(アリハート)のクリッカー部分の写真で、クリック不良で修理に来たものです。ギヤにクリッカーをゴムチューブの弾性で押し当てる画期的な構造なのですが、ゴムチューブが真ん中付近で破損しておりクリックが機能しなくなっていました。

格好小さなパーツでゴムチューブは接着で固定されていました。

新たなゴムチューブを準備して接着だけでは強度不足と考えゴム中心に位置決め用の金属パーツを入れ込んで位置ずれのないように接着固定しました。

 

右下の写真もA.T.H(アリハート)でスプールの下部分にラインガードのないモデルだったのでラインガード2個を加工しました。

スプールを保護するワイヤーリングをこのラインガードで挟み込むようにネジ固定してラインガードにするものです。

 

その他にもBougleのラインガード部分のネジの作製やボンホフリールのシャフトのがたつき修理、ALWリールのリヤキャップ作製、CFOⅡのスプールとフレームの干渉修理やUNIQUAリールのノブ作製、Bougleのノブ作製等々があり、結構あわただしい時間を過ごしておりました。

 

また、週末留守にした影響で畑仕事も滞っていて、先日の土日で畑を耕して玉ねぎの植え付けやブロッコリー、白菜へのマルチの敷設や寒冷紗の設置などで本日筋肉痛でございます。

 

これから年末にかけては加工依頼品の作製のため、フライ修理に関しては受付は行いますが、実際の修理対応については年明けからになりそうですのでご報告しておきます。

 

また、年明け早々からはハンドクラフト展に向けての加工も山場を迎えてきます。

2月中旬からはまた、加工依頼品の作製があり約1か月間は加工に集中いたしますので、解禁までにフライリールの修理を終えたいという希望があるフライマンは今のうちに修理依頼をおすすめいたします。