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真剣バイト

それは数日前の事

リールシート金具を加工しようとしてバイトを探していました。

先端角度が40°の真剣バイトで加工するため我が家に2台ある旋盤の付近を探してみるも見当たらず、捜索範囲を広げ、周囲の工具箱やフライス盤周辺を探すも見当たらず、

もう一度念のために捜索した付近を探してみるが見当たらず、もう1時間以上探し続けているが見つからず.....。

 

前回、捜索中の真剣バイトを使用したのはいつだったか思い出してみる。

リールのピラーを加工したときに使用した記憶がある。

テーブルの向こう側に落ちていたり、装置の奥に入り込んでいたりするかもしれないのでLEDライトで捜索するも見つけられず。

 

もう半日が過ぎてしまった。

それらしいところはすべて探しつくしてしまい、途方に暮れる。

きっとゴミ箱に紛れ込んで、そのまま捨ててしまったのかもしれない。

 

残念だが仕方ない。

新たに真剣バイトの購入先を探してみる。

13000円ほどでバイトのベース部分を見つけたが、バイト高さが合わない。

そういえば探しているバイトは購入時に高さを合わせるために追加工を行った記憶がある。

 

以前購入した業者はコロナ禍に廃業していて、もう購入できない。

 

仕方なく、先端角度55度の真剣バイトを使用して加工してみる。

そんなに違和感なく加工できている。

今回はこのバイトで加工を続けようと決心しリールシート金具の加工を行う。

実際に真剣バイトで加工する時間だけを考えれば数時間であるが、そのほかの作業を考えると2週間近くかかる仕事量である。

 

機械加工を終え、研磨作業に移行する。

研磨作業も単純で地味な作業であるが、旋盤に取り付けて主軸を回転させながら研磨作業を行っているので、気を抜けば結構な怪我をしてしまうので、緊張感をもって研磨を行っていきます。

1個当たりの研磨時間は10分としても数が多いとそれなりの作業時間になってしまい、1日の進捗はなかなか思うようにははかどらない。

 

疲れたので少し休憩しようと思いふと横に目をやるとそこには真剣バイトが.....。

探していた真剣バイトがあるのです。

決してそこを探さなかったわけではないけど、見落としていたのか自分でも信じられない。

きっと神隠しに合ったのだと思いたくなうほど、静かにバイトは置かれていたのです。

 

還暦を過ぎ、廊下のいったをたどっているにしても、これは情けなく、あまりにも馬鹿げていて、自然と笑ってしまいました。

これからもっとこのような事象に悩まされるのかもしれません。

無意識を意識することなどできないので、日頃からの整理整頓が大切だということが良く分かりました。

 

真剣バイトを真剣に探す還暦おやじでした。