HARDY Perfect 3 7/8のリールフットの交換依頼が来ました。
到着したリールを確認するとフットが無造作に削られており、薄く、端部が変形しておりました。
カシメられている部分をドリルで取り除き、フットを取り除きました。
アンティークなこのPerfectはR形状のアリ溝が形成された構造で、私の設備ではなかなかこの構造を形成することはできないのです。
R面加工までは何とか加工できるのですが、アリ溝の加工ができないのです。
今回も了承を頂き、R面の加工のみとさせていただいております。
フット部分のRを計測し、図面を作製し、3D図面にして、3D加工のプログラムを作成します。
今回はリブフットのご希望でしたので、リブフット形状に加工を行ないました。
次にフットをリールに取り付ける面をフラットに加工を行ないます。
これはフラットエンドミルで加工していきます。
次にフットをリールに取り付ける面をR43mmで曲面加工を行ないます。
ツールはR1.5mmのボールエンドミルを使用してR面加工を行なっていきます。
R面の加工後に輪郭加工を行ない、裏面から座グリ加工を行ない、機械加工は終了です。
その後、ツールマークを消すための研磨を行い、リールフットの完成です。
