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リールシートフィラーの加工

フィラーの加工依頼を受けまして、花梨瘤材の切り出しを行いました。

衝立状態の花梨瘤材をバンドソーで切り出そうとしたのですが、真っ直ぐに切断できず、結局はノコギリで切り出すことになりまして、朝からひと汗かいておりました。

大きな板状に切り出した後はなんとかバンドソーで20mm角に切り出すことができました。

20mm角で長さ100mmに切り出した状態で両端にCドリルで中心に加工を行ないます。

一方のCドリル部にφ4.8mmのドリルで10mm深さのドリル加工を行ないます。

このドリル穴にM6のネジをねじ込んでM6ネジを旋盤の主軸に固定します。

芯押し台で他方のフィラーを押して回転可能に取付け、円筒状に加工していきます。

 

円筒状に加工後に、端面加工を行ない、円筒状のフィラーをチャックして、中心にドリル穴加工をしていきます。

 

偏芯加工治具にフィラーを取付け、偏芯加工を行ない、研磨して、コーティングしていきます。

 

100mm以上のストロークのあるドリルがあれば、四角形状のフィラーの中心にドリル穴加工しても良いのですが、私の所有しているドリルはストロークが短いので、M6ネジをねじ込む方式で加工しています。

研磨加工後にはウレタンニスをコーティングしていますが、1液性のウレタンは経時変化により内部の溶剤成分が揮発して、時間とともにニス表面が瘦せてしまうようです。

なので、コーティングして状態で寝かせてコーティングが痩せるまで待ってから再度研磨してコーティングするなどした方が良いのかもしれませんが、これもなかなか時間のかかる作業なので、難しいところです。

 

今回の依頼はフィラーと金具の両方の加工依頼なので、キャップとリングの加工も行わないといけません。

形状にこだわりがなければ加工しやすい形状を提案できます。

また、安価にしたいのであれば、フィラーサイズを少し変更すれば安価に提供できることもできるかもしれません。

 

何度も何度も言っていますが、コーティングに近道なし なので、地道にやっていくしかないのかもしれません。

 

さて、現在修理品が溜まっています。

6月は田植えシーズンでなかなか時間が取れないことが多く、その間にも修理依頼や加工依頼、注文が舞い込んできますので、現在納期的には結構時間を頂きことになりますので、ご了承をお願いいたします。