Ijuin Rod Yomogi 5'11" #2 3pcsロッドを入手しまして、少し改造しています。
3pcsを6pcsにするためにブランクを切断し、新たにスピゴットフェルールを作製しました。
ワインディングチェックと口割れ防止金具も接着した状態で止まっていましたが、少し時間ができたので組み立てを開始しています。
ショートロッドで現流域に持っていくにはぴったりの長さとアクションであり、自分用が欲しいと思えるロッドです。
ラッピングは空調のきいた室内で静かに作業できるのがいいですね!
今回はブランクカラーに近い色でラッピングをしています。
ワインディングチェックやフックキーパーも自作です。
フックキーパー部分のラッピングが一番気を使う作業になりますが、反対にこの部分をいかにきれいにラッピングできるかが腕の見せ所でもあるので気合を入れて巻いていきます。
本当は写真など撮影してる時間がもったいないんですが、あとから見返すと、ラッピングの色合いと言うかスレッドカラーの選び方の参考になるのでできるだけラッピング途中の写真を残すようにしています。
これがワインディングチェック部分のラッピング最終形になります。
今回も手持ちスレッドの一番細いシルクスレッドでのラッピングです。
拡大するとスレッドのケバみたいなのが良く分かると思います。
これらはラッピング完了後にアルコールランプの炎に晒して焼き切ります。
その後エポキシコーティングを2回行ない、表面の細かな凸部分をデザインナイフで整えて、最終3回目のエポキシで仕上げます。
3回に分けるのは1回のエポキシコーティング厚さを薄くしたいからです。
市販メーカーのロッドは早く仕上げるために粘度の高いエポキシを大量にラッピング部に塗り付けて、エポキシがブランクに付着しようがお構いなく、ボテッとしたコーティングを一気に塗っていきます。
ケバがあろうが多少の凸があろうが粘度の高いエポキシを塗り付けて分からなくしてしまうのです。
言い換えれば、見た目よりも生産効率を重視しているのです。
いかに安いコストで生産し高価格で売って利益を上げるかしか考えていないからでしょう。
そんな金太郎あめのように同じものを大量生産したものに大金を払ってみんな同じようなロッドを持つ!
それがブランド力なのでしょうが、それって満足感が得られるのでしょうか?
最近ではバンブーロッドよりも高価なロッドが沢山ありますが、それらはその価格に見合った価値がありますか?その値段に見合った仕上がりですか?
円安と石油高騰のあおりで今までの倍の値段になっているだけなのに、それで満足できてしまうのはなんだか悲しく思ってしまいます。
時間を掛ければいいというものでもありませんが、気持ちを込めたモノづくりにしか感動はないと思っています。
エポキシ塗布以降はまたの機会に!!
