前回ラッピングまで完成したYomogi 5'11" #2 6pcsロッドですが、エポキシのコーティングが修了しました。
前回も書きましたが、ラッピング後のシルクスレッド表面にはケバが立っています。
この状態でエポキシコーティングするとケバの部分でエポキシが盛り上がったりして均一なコーティングができません。
シルクスレッド表面のケバをアルコールランプの炎にロッドを回転させながらするシルクスレッド部分を晒して、ケバを焼きます。
このケバを焼く際にコルクが焦げてしまうので、グリップ先端部分には細く切ったマスキングテープを巻いてコルクを保護するようにしています。
エポキシコーティングは3回行います。
1回目はシルクスレッドにしみこませる程度にします。
2回目はロッドモーターで回転させながらシルクスレッドからエポキシがはみ出ないように気を付けながらコーティングを行ないます。
硬化後にスレッド表面のエポキシの凸部をデザインナイフで削ります。
ケバはなくなってもカットしたスレッド端部などはエポキシが盛り上がる状態になります。
その部分をデザインナイフでカットしていきます。
スネークガイド部分や、フェルール部分などすべての個所のスレッドをチェックしながらカットします。
この地道な作業が仕上がりに大きく影響してくるのです。
3回目のエポキシは少し厚めにコーティングを行ないます。
これで表面の細かな凸部が均されて綺麗な表面のコーティングとなります。
グリップ先端部分はマスキングテープが見えています。
簡単に数えてみますと、スネークガイド7個、ストリッピングガイド1個、トップガイド、フェルール5個なので、スネークガイド1個に対して2か所のラッピングとすると、ガイド部分で17か所、フェルール部10か所、トップガイド部1か所、グリップ先端部1か所の計29か所のラッピングがあります。
これと、トリム個所をスネークガイド部に2か所、フェルール1部分に4か所、トップガイドに1か所、グリップ先端部は写真のように13か所で合計40か所になります。
トリムに関してはデザインという認識であってもなくてもロッド性能には影響しませんが、雰囲気は大きく変わります。
ぼってりとしたエポキシではなく、薄くコーティングしても表面が綺麗な状態となるようなコーティングにするためにはこっそりと地味な作業が待っているのですが、この時間を掛けることでコーティングが1ランク上がったような高級感が出てきます。
コーティングまで完了していますが、リールシートの接着がまだなんですが、ほぼ完了です。
今後は4'11" #2 4pcsのショートロッドを組み上げる予定にしています。
このロッドは加工依頼品ではないので、販売可能です。
秋のイベントでの販売も予定していますが、それまでに一度渓流に連れていきたいと思っています。
